「コンサル一年目が学ぶこと 大石哲之」を読書して要約してみた

2021年6月21日 8点

読書要約

この本を読んで、仕事するにあたって必要な知識や前提を吸収する。仕事できる人間になる。本書の中でおすすめされている本も参考にする。

 

1章〜コンサル流 話す技術〜

結論から話す。どんなときでもPREPを徹底する。

端的に話す。変な駆け引きをせず、言い訳をせず、言われたことにきちんとストレートに答える。言いにくいことでもストレートに言う。

数字というファクトで語る。経験のない一年目の武器は具体的な事実。それもほかでは得られない、独自に集めた数字が有効。相手を説得したいときは、ファクトで語る。

論理(ロジック)と数字で語る。多様性が進んで、多様なバックグラウンドがある今、どうしても曖昧になってしまう価値観を基に議論するのではなく、ファクトでのみ議論を進める。

相手に理解してもらえるように話す。勝手な思い込みを捨てる。ゼロから話す。相手の反応を見て、理解度を推し量りながら話す。

相手のフォーマットに合わせる。相手の書式、言葉、論理構成など全てを相手に合わせるようにする。

相手の期待値を把握する。相手の期待の中身を正確に把握し、絶対に外さない。さらに相手の期待値以上の成果を出す。どうしても相手の期待値を越えられないなら、相手の期待値を下げるマネジメントも必要。

上司の期待値を超える。ビジネスというのは、突き詰めると、相手(顧客、消費者、または上司)の期待を常に超え続けていくこと。部下が上司から仕事を受けるときに確認すべきポイントはその仕事の背景や目的具体的な仕事の成果イメージクオリティ優先順位・緊急度の4つが挙げられる。(他にも期限・ワークフローは調整すべきだと思う)

 

2章〜コンサル流 思考術〜

「考え方を考える」という考え方。いきなり作業に入るのではなく、アプローチ・考え方・段取りの部分を最初に考える。作業を始める前に、手順を考え、その段階で合意を得る。そのためには、まず大きな設計図を描いて、そのあとに細部に落とす能力が必要。このやり方をとるメリットは3つ。作業の全体像が見えるので、完成までの道筋がわかり、安心感が生まれる。関係者同士で手順やアプローチ方法を合意しておくことで、やっぱりこっちをやってくれという後出しの要求やどんでん返しがなくなる。事前に、作業の難易度や作業量の見積もりができる。

ロジックツリーを使いこなす。ロジックツリーが役立つ理由は一生使える全体が俯瞰できるようになる捨てる能力が身につく意思決定のスピードが上がるの4つ。大きくて複雑な問題でも、ロジックツリーを使って小さな問題に分解することで、それぞれの論点について議論ができる。それぞれの論点を分析することで、全体の答えを出す。

ロジックツリーによる問題解決の基本は論点を整理・分解する各論点について数値分析をする項目の重みづけをするアクションに落とし込むの4つ。ロジックツリーは練習することでしか上手くならない。適切な指導者からのフィードバックが欠かせない。

雲傘雨 提案の基本。事実、解釈、アクションを区別する。この3つが揃って初めて説得力が出る。事実だけでは報告とはいえない。提案をするときは、「複数あるアクションからなぜそれを選んだのか」もセットで伝える。事実と意見をきちんと区別して提示する。

仮説思考。はじめに「もしかしたら、こうではないのか?」と、大胆に仮説を立てる。そうすることで、効率的なリサーチをすることができる。仮説検証フィードバックのサイクルを高速で回す。検証により、仮説を否定するデータが出てきたら、素直に修正し、新しい仮説を立てる。

常に自分の意見をもって情報にあたる。ビジネス能力を向上させるのは、情報量ではなく、考えること。考えるとは、自分の意見をもつこと。自分の意見をもつ方法は、答えを知る前に1分だけ自分で考える時間をつくる。間違えることを恐れない。「自分の考えをめつ」ことは、「正解を知っている」こととは違う。正解を覚えようとしない。

本質を追求する思考。情報を集めるだけでは意味がない。その先にある「本質」を提示することができてはじめて、価値は生まれる。「だから何」という本質を見出すには、情報量ではなく、一段高い視点で考えることが必要。

 

3章〜コンサル流 デスクワーク術〜

文字作成の基本、議事録書きをマスターする。議事録を書けるようになれば、ほかの文書作成も上手くなる。本来、議事録とは、その会議で決まったことを書くもの。議事録には、発言の記録ではなく、決定事項・確認事項を簡潔に書き、関係者に確認し、決定するためのもの。後日のための証拠に残すためのもの。議事録では、先に一定の見出しを設定して、箇条書きで埋めていく。「日時・場所・参加者・本日のアジェンダ(論点・議題)・決まったこと・決まらなかったこと(次に持ち越したこと)・確認が必要なこと・次回に向けてのToDo(誰がいつまでに)」これらを見出しとする。また、基本的に発言はいらないが、キーパーソンの意見などは補足として残しておくとよい。

最強パワポ資料作成術。パワーポイントはシンプルイズベスト。ワンスライド・ワンメッセージを徹底する。1枚ごとの基本的な構成は、根拠となる数字や事実(図・グラフ)+自分の解釈や主張(見出し・本文)の、ワンセット。

エクセル・パワーポイントは、作成スピードが勝負。資料作成にかける時間が短縮できれば、その分、考える時間がもてる。ツールの操作スピードを上げることが、生産性の向上に直結する。徹底的にショートカットキーや操作技術をマスターする。

最終成果物から逆算して、作業プランをつくる。最初にアウトプットから逆算して、必要な作業を設計する。

コンサル流検索式読書術。読書の目的を絞る、明確にする。ウェブを検索するように目次ベースで該当箇所を拾っていき、重要な部分だけ読む。なるべく多くの文献を広く浅く当たる。という3つ。

仕事の速さを2倍速3倍速にする重点思考。スピードの秘訣は「余計なことをやらない」ことに尽きる。大事なことにフォーカスしてディープに掘り下げる。それ以外のことは切り捨てる。大事なのは、何が重要で何が不要かについて、自分なりの判断をもつこと。それがわからないと、捨てる勇気ももてない。

プロジェクト管理ツール、課題管理表。複数人で仕事をやるときに、進捗を管理したり、課題を管理したり、意思決定をしたりするというもの。プロジェクトを前に進めるエンジンになり、会議のアジェンダや議事録にもなる。課題を共有して、役割を決め、期限を切って進めていく。コツは曖昧な部分を残さないようにすること。

 

4章〜プロフェッショナル・ビジネスマインド〜

ヴァリューを出す。他人に対する貢献ができ、相手がそこに価値を感じてくれたとき、その仕事には、ヴァリューが生まれる。自分がやりたいことではなく、相手が求めていることをする。

「時間はお金」と認識する。クライアントや経営者から見れば、社員の時間はお金そのもの。試行錯誤を重ねているうちは、無駄なことをしてしまうし、失敗はつきもの。スキルがないなりに、プロフェッショナルとして、最大限の努力をしているか?

スピードと質を両立する。スピードを追求すると、質も上がる。時間をかけて完璧なものを目指すよりも、多少汚くてもかまわないので、とにかく早くつくる。「汚くてもいいから素早く」には2つの理由がある。まずは、時間をかけすぎるのはよくないから。大枠の方向性を決めること。次に、失敗を開示せずにかかえ込むと、チームに迷惑をかけるリスクが一気に高まるから。早め早めに上司に相談し、方向性が合っているかどうかを確かめる。

コミットメント力を学ぶ。約束したことを必ずやり遂げる。どんな状況でも、言い訳しない。自分が約束したことは必ず守る。コミットする対象は、常にクライアント。クライアントを起点に考え、彼らの求めるものを約束どおりに実現する。方法は問わない。がむしゃらに頑張ることがコミットではない。人の手を借りてでも、クライアントとの約束を果たすことを最優先する。仕事内容に納得していることと、コミットメントの高い人の影響を受けることが、コミットメント力を高める方法。

師匠を見つける。若いうちは、どのような仕事をするかより、誰と仕事をするかの方が大事。言語化できない暗黙知の部分こそがプロフェッショナルにとって大事。言語化できる部分はすでにコモディティになっていて、差別化できない。一年目は、徹底的に「守破離」の「守」、つまり、師匠の一挙一動を徹底的に真似る。

フォロワーシップを発揮する。これは、部下が発揮できるリーダーシップ。リーダーの提案をサポートするために周りを巻き込み、必要なことを考え、自主的に動くこと。最初に提案をするのは、リーダーの役割。その実現のために、率先して自主的に動くのがフォロワーシップ。どんな大きなムーブメントも、最初のフォロワーが重要となる。よきチームには、よきフォロワーがいる。

プロフェッショナルのチームワーク。一年目でも、勝利に貢献すること。限定的な役割であっても、新人も、なんらかの形で価値を発揮し、役割を担う必要がある。誰が欠けても成功しない。それぞれの担当分野で全員が価値を生み出すこと。チームワーク=分業。同じ役割を果たす人は、2人もいらない。プロフェッショナルのチームワークとは、全員が、違う分野で価値を発揮すること。まずいまは自分にできることを起点に考えて、チームに貢献できる分野を探す。

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