「営業マンはお金持ちをねらえ! 掛越直樹」を読書して要約してみた

20214129

読書要約

営業マンは売上を上げるために、顧客数ではなく単価を上げるべき。

契機景気が悪い現在も、富裕層は増え続けている。いつの時代も必ず存在する魅力的な顧客層である。

この筆者は、無口でシャイで話し上手でもないので、ちまたにあふれる営業スキルの本では上手くいかなかった。だから、お客さまの職業によって対応の仕方を変えた。

それをまとめた本である。

 

1章〜なぜ、お金持ちのお客さまをつかまえたほうがいいのか〜

「お金持ちをねらうメリット6つ」

1お金持ちのお客さまは1件当たりの売上単価が大きいこと。単価の小さい商品を希望するお客さまを多数探すよりも、単価の大きい富裕層のお客さまを探すほうが有利。

2多くのお客さまをメンテナンスする必要がなくなること。取引成立後の事務手続きやアフターフォローは、単価に関わらず同じだけかかる。

3お客さまとトラブルになりにくいこと。富裕層のお客さまは社会的な常識や周囲の人への礼儀について高い教育を受けている方が多い。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざは富裕層の方をよく言い表していることわざ。営業する側も謙虚な姿勢を忘れてはならない。

4お金持ちのお客さまからは紹介が取りやすいこと。富裕層のお客さまは「横の繋がり」を大事にする方ばかりなので、良いと思ったものは仲間にも薦めてくれる。

5お客さまからの学びが、自分自身の財産になること。富裕層の方は「本物」の「生きた情報」を持っている。話題も人生経験も豊富な人間として成熟された方の経験を聞けることはとても幸運である。

6自分の仕事に対する自信になること。富裕層の方を相手にするのは、普通の人を相手にするよりプレッシャーがはたらき、気持ちがはやったり気を使ったりする。そのため、「徹底した準備」に時間をかける。これが富裕層攻略の第1歩となる。

 

2章〜お金持ちとはこんな人〜

富裕層をねらうにあたって、富裕層の性格を知っておく。

1、「新しいこと目がない」自分が体験した趣味について誰かに話したくてたまらないと思っている人が多い。そんな時は気に入ってもらうチャンス。好奇心を全開にして喜んで話を聞く。

2、「アンテナが高い」情報や世間のちょっとした出来事に対してとても敏感。ビジネスにつながる情報をキャッチすると、すぐに行動に移す。社会に変化が起こった場合、すぐに実行できる人が成功する。

3、「教育投資に真剣」自分の子どもや孫への教育には、積極的に投資する。自分への教育投資も怠らない。交流会やパーティなどで積極的に他業種の経営者との交流を深め、ビジネスチャンスを狙っています。

4、「さりげなく高級品」目に見えないところにお金をかける。これみよがしではなく、さりげなく目立たないように自然に高級品を使いこなす。

5、「移動時間を無駄にしない」移動時間を有効に使う。贅沢しているわけではなく、次の仕事のことを考えて、グリーン車やビジネスクラスを選択する。

6、「無駄なところにお金をかけない」自分にとって有利だと思えることに対しては資金を出すことは惜しまないが、自分にとって無駄だと思うことにはたとえ少額でも一切お金を出さない。

7、「健康にお金をかける」高齢になる富裕層の方は物欲が薄れていき、健康と美にお金をかける。頻繁に健康診断に行く。

8、「税金に詳しい」相続税で子どもに負担をかけないようにする。そのため、生前から可能な限りの相続税対策をする。なので、必然的に税金には詳しくなる。

9、「高級車派と大衆車派に分かれる」医者やオーナー社長などの自己顕示欲が強い方は高級車を乗り、地元の名士やお寺の住職は周りの目を気にして自分を見せず大衆車に乗る。

10、「昼食はコンビニのおにぎり」1人で昼食をとる場合は、質素に済ませる。食事を短時間で済ませて早く仕事にとりかかりたいという気持ちの表れ。お金持ちは時間を大切にする。

11、「机周りがきれい」几帳面な性格の方が多く、短時間でモノを見つける。モノを探すという時間の無駄を極力排除する。

12、「会社のトイレがきれい」トイレは会社の内面を映す鏡である。トイレがきれいなきちんとした会社は人の態度や心もきれい。

13、「経営者の自伝を好む」経営者の自伝から盗んで、自分の経営にも生かそうとする。経営者の方には読書家が多い。

14、「敬語を使う」富裕層の方は謙虚な方が多く、丁寧な方が多い。発言する内容について言葉を選ぶ能力が高い。金融資産とていねいさは比例する。

15、「ホテルにひきこもらない」旅行先でも、ホテルでのんびりするより新しいことを求めて、限られた時間のなかで目一杯活動する。

16、「ギブ・アンド・テイクではなくギブ・アンド・ギブ」富裕層の方は人に喜んでもらえることを進んでやる。見返りは求めていない。相手のために何かして、喜んでもらうのが好き。

17、「考え方は減点法ではなく加点法」富裕層の方は考え方が前向きな方が多く、短所を治すのではなく長所を伸ばそうする。まんべんなく何事もそつなくこなす人間よりも、どれか一つの分野に秀でた方が、将来、人間的に魅力ある人になれるだろうと考える。

18、「常識にとらわれない発想を持っている」富裕層の方は、世間一般に言われていることに対して、勇気を持って逆に行ける。普通の人が躊躇するときにどこまで行動を起こすことができるか。

19、「見切りも早い」例えば、株などで損失が出ても引きずらず、自分の見る目がなかったと判断して損失を確定させる。経営でも同じように、新しい施策をやってみて、上手くいかなかったらすぐやめる。引きができる。押しと引きのバランスが上手な人が多い。

20、「自分が感じたこと、思ったことを素直に口に出す」照れずに伝える。黙っていても相手に伝わらない・口に出して相手に伝えたいという意識が普通の人に比べて強い。

21、「執着心が強い」人一倍こだわりが強い。食事や買い物もこだわりの店を持っている。普通のことを普通のように考えず、ちょっと人と違うことがしたいという性格の方が多い。

22、「専門家に頼む」自分では解決できないことはすぐにお金で解決する。時間がかかるなら、自分ではやらない方がいいという判断が速い。時間がいかに大切なものであるかを知っている。

23、「とりあえずという行動はしない」とりあえずという行動はそのことがよく分からないからとるもの。富裕層の方は、わからないということは恥ずかしいことだと考えます。自分で理解して納得したうえで選択する。

24、「空間にこだわる」自宅や会社以外を面談場所として指定する際は、普通の喫茶店ではなく、ホテルのラウンジを指定する。居心地が良いから。また、誰でも知っているホテルなら、待ち合わせ場所を説明する手間、時間を省けることも理由の一つ。

25、「お金の貯め方よりも使い方を考える」お金の管理をしっかり行っている。自分のお金の使い道をしっかり考えていて、使い方についてその割合を決めている。

26、「友達もまたお金持ち」経営者は、常に孤独であり相談に乗ってくれる相手がいない。わかってもらえないから。だから自分と同じ立場の経営者の仲間が増える。ちなみに新規先を獲得しようと思うなら、お客さまの友達を紹介してもらうことが一番効率的。

27、「笑顔がステキ」富裕層の方は常に前向きで明るくてポジティブ。どんなことがあっても決してくじけず、悲しんでる姿やネガティブな姿は周りに見せない。

 

上の特徴は、富裕層の人物像を一括りにしているものではなく、富裕層の方は十人十色である。

ただ、一つ言いきれるのは、富裕層の方と面談をしてお話を聞くとら自分の人生が楽しくなってくるということ。

第3章〜お金持ちへのアプローチ7つのステップ〜

お客さまから受注し、「あなたで本当に良かった」と言ってもらうためには、アプローチする方法自体に、ほかの営業マンとの違いをお客さまに認識してもらう必要がある。

ファーストコンタクトの段階ですでに、クロージング(成約)のための布石を打っておかなければならない。

下の7つのステップが基本である。

1、アポイントを取る際は、よけいなことは話さないこと。まず、アプローチのはじめの一歩としてすることは、アポイントを取ること。アポイントとして最も有効かつ確実な手段は「電話」である。このとき、「よけいなことは一切しゃべらない」ということに気をつける。ほかの営業マンと違って、勧誘や売り込みであることをにおわせてはいけない。相手に不安を与えず、あくまでも挨拶のためであることをはっきりと伝える。「この度この地区の担当になった○○と申します。お時間がありましたたら、ぜひご挨拶に伺いたいのですが…」と商品や会社についての話は一切出さない。これが相手を不安にさせずにアポイントを取る秘訣。

2、事前準備は怠らないこと。可能な限りの事前準備をして、面談当日、お客さまからどんな質問が投げかけられたとしても極力回答ができるような態勢をつくっておく。想定問答の作成とシュミレーションを徹底させる。自分の扱っている商品のパンフレットを取り揃えることはもちろん、お客さまのホームページがあれば、トップページのみならず、必ずすべてのページに目を通す。また、お客さまの自宅や自宅周辺を調べ、どのような生活を送っているのかなどを想像すること。どんな建物か、どんな車に乗っているか、ご近所の環境はなどなど、これらがあとの会話での「ネタ」となる。さらに、お客さまの情報のみならず、直近のマーケット情報(日本経済、世界経済、業界)も知っておく。相手は「お金」に対するアンテナが高いため、お金にまつわる様々なデータを用意しておく。これらをすべて前日までにすませる。当日ギリギリまですると、ゆとりがなくなり逆に不安になってしまうため。

3、自らはしゃべらない営業に特化し、聞き役に徹すること。面談時間の10分前にはお客さまの自宅、あるいは会社の前に到着し、家や会社の外観、所有している車が何かを再び見ておく。話題づくりになるから。そして、チャイムを鳴らし、お客さまに挨拶をし、応接間に通される。ここでも、話題づくりのきっかけになるようなネタを探す。その中から一番盛り上がりそうな話題を考える。名刺を渡して、挨拶をし、自己紹介した後は、その話題から相手に話を振って、ずっと聞き役に徹する。聞くが8〜9割。相手の話の腰を折らずに適度に質問する。相手が好きな物、誇っているものを話題にすることで信頼感が上がる。

4、自分が話すことは得意分野に限定すること。お客さまから質問されたら、相手が知らなさそうなことを答える。普通の答えは相手が1歩上を行っている可能性の方が高いため、ニッチな話題で返答する。物珍しい話、普段なかなか体験することができない話は、富裕層の方の心をくすぐることができる。だから、得意分野を持つために熱中できる趣味を最低でも一つは持つことを心がける。そうすることで、自分自身の人間の幅も広がる。

5、説明は口頭ではなく、パンフレット・資料を極力使用すること。一通りお客さまとの話が終わったところで本題に入る。商品説明をする際に、パンフレットや資料を見せて、視覚に訴えることが重要。なぜなら、富裕層の方はほかの営業マンからたくさん儲け話を聞いているから。話だけだと「そんなうまい話はない」と信じてもらえない。だから、視覚情報で信頼してもらう。

6、沈黙の時間を取り、お客さまに考える時間を与えること。商品説明が終わったら、受注を待つだけ。ここで、相手を急かして「ぜひ買いましょう」などと言ってはいけない。静かに黙って検討する時間を持ってもらう。

7、クロージングへの一言は魔法のキーワードを使うこと。沈黙の時間に、お客さまが検討したあと、それでも躊躇しているとしたら、お客さまが購入を決意していただけるような魔法の一言があればいい。結局、最後は熱意を伝えること。「人の気持ちを動かすのは、人の言葉」魔法のキーワードはお客さまの職業によって違うため、使い分けること。

4章〜お金持ちを知る〜

ここまでは「富裕層のお客さまを獲得することのメリット」と「富裕層向けの営業法」についての話。ここからは、より実践的な話。富裕層の具体的な職種ごとに、その「攻略法」についてである。

その1「医者」

医者は総じていえば「富裕層でプライドが高く、自分はほかとは違うという意識が強い」という認識。

なので、最初はアポもなかなか取りづらい。休診日や休憩時間に訪問して仲良くなる。コミュニケーションが取れてお互いに心安くなってきたら、改めてアポイントを取って訪問する。

医者とのコミュニケーションは、目線を低くし、教えてもらう姿勢を貫く。

事前準備では、ホームページを見て、専門分野や略歴を確認する。そして、それを面談中に深堀する。また他にも、凄そうな機械や自分の体について、たくさん教えて欲しいという姿勢をとる。

魔法のキーワードは「特別なサービス」「あなただけの」「オーダーメイド」医者は多忙な方が多く、商品の内容をしっかりチェックしている時間はない。だから、「あなたはほかの人と違う特別な存在だ」という言葉はとても魅力的に感じて、優越感を得る。その特別意識のくすぐりで、商品を買ってくれる確率がぐっと高まる。

その2「地元の名士・有力者」

地元の名士の方々は総じて「気が強い」という認識。

「俺が俺が」と自らが前に出ていく姿勢、「自分がやらなくては」という責任感を持っている。地元の名士の奥様はおとなしくご主人を立てるという感じの人が多い。

アポイントは比較的取りやすい。「自分がどのように思われているか」を常に知りたいという傾向がある。あくまでも「ごあいさつ」とのみ伝えて、会いたいという気持ちを伝えることが大切。

事前準備では、相手のホームページを見て、またはその人のことを知る別のお客さまにヒアリングして、ポリシーを知ること。

面談の会話の流れとしては、基本は公約や経歴といった「公」のものが妥当であるが、場合によっては家族や趣味の「私」の話に持っていっていい。子煩悩、孫煩悩の方が多いため、家族写真などがあれば、そこに話を振る。

提案内容は「保守的な商品」を選ぶ。地元の名士の方々は世間の風評・スキャンダルを非常に気にする傾向が強いから。例は大衆車・国産車、定期預金など。

魔法のキーワードは「安全・確実な商品」地元の名士の方々は世間体を気にするため、安心してもらうことが重要。また、横のつながりが強い方が多いため、誠意を持って対応するのがとても大切。気遣いのある対応を心がける。

その3「お金持ち初心者」

相続や退職金で急にお金持ちになる富裕層の方がいる。相続で一度に多額の現金が入ってきた人は、まず何をどうしていいかがわからない。60歳を超えて、退職金でお金持ちになった人は、心のゆとりがある。

アポイントは比較的取りやすい。いきなり多額の現金を手に入れた人はそのお金をどうやって使ったらいいかわからないため、自分から相談に来る。訪問の目的については「まずはごあいさつに」を徹底する。

事前準備では、定番商品を取り揃える。

商品知識が少ない方が大半で、基本的に一から教える必要がある。個別商品の説明をする前に、大まかなカテゴリーの説明をする。

目線はお客さまと同じにする。お客さまとの親近感を保ち、初心者に対して「私はあなたの味方ですよ」と表明するため。

話題に関して、相続金を手にした方は、ご家族の話題が良い。緊張がほどけて、安心して話を聞いてもらえる。退職金を手にした方は、昔の苦労話やいま流行っていることの話題が良い。

1回目の面談で、相手の質問がなければグイグイ行かない。まずは気持ちをほぐす。

1回でクロージングしようとせず、面談回数を重ねることが大切。何度も訪問し、信頼関係を築き上げる。

いつかどういう商品があるのかを聞いてくる。そのいつかに備えて常にパンフレットを揃えておく。このとき、複数の商品を準備しておく。あくまでも商品を決めるのはお客さまであるため、一つに絞り込むことは厳禁。

魔法のキーワードは「まず、始めてみましょう」「まず、お試しになってみてはいかがですか」お客さまはまだ商品に対しての経験がないため、不安になっている。だから、お客さまの背中をやさしく押してあげる。複数回の接触を経ていれば、人となりは伝わっているため提案に応じてくれる。「一度、お子さまに相談してはいかがでしょうか?」親が亡くなってから、お子さまが商品のことを知ることもある。これは、混乱を招くため良くない。そうならないためにも、お子さまに相談してもらう。早くクロージングしたいという気持ちをグッと抑えることで、信頼関係をより強固なものにする。

その4「企業社長」

同じ社長でもタイプの違いがある。会社の創業者であるオーナー社長と上場企業などのサラリーマン社長である。

オーナー社長とは、人が右を向いているときに勇気を持って左に進んだ人。人とは違うことを常に考えて、アンテナを張り巡らし、ビジネスチャンスをうかがっている人。ポジティブな方が多く、新しいものに飢えていて好奇心旺盛。いつでも変化を求めるエネルギッシュで貪欲な性格。

アポイントは「具体的な商品のご説明で」とはっきりお客さまに告げる。オーナー社長はあいさつのような社交辞令ではなく、もっと実利的で中身の濃い面談を求める。電話をかける時間は会社にいる確率が高い午前。面談時間は比較的時間の取りやすい午後。

事前準備では、お客さまの会社のホームページで「取扱商品・会社の規模(売上、利益、従業員数)・社歴・社訓、オーナー本人の経営メッセージなど」をチェックする。そして、面談時にホームページに書かれていることの背景(取扱商品の開発秘話や従業員の世代比率など)を話してもらうことで、会話に広がりを出す。

オーナー社長は、自ら会社を起こし、裸一貫で会社を成長させてきたことに、人一倍自負とプライドを持っているため、目線を低くして聞き役に徹する。聞きながらメモを取るのもおすすめ。

魔法のキーワードは「希少な商品で、どなたにでもご案内しているものではありません」オーナーの方は好奇心旺盛であり、希少価値という言葉に弱い。経営者同士の集まりで話題にできるような珍しい商品を持っていることにステータスを感じているから。

サラリーマン社長とは、組織のなかで競争し、苦労して社長になったという自負があるためプライドやエリート意識を強く持っている人。守りを重視して、無事に後進にバトン

パスしたいと考えているため、リスクにはとても敏感。

アポイントには、奥様の協力をいただく。秘書伝いは難しい。そのため、自宅を直接訪問する。当然、突然の訪問では門前払いをされることもあるので、事前にポストに名刺を入れておき、訪問したということをアピールする。基本、社長本人は外出しており自宅にいないため、社長の奥様と面談をすることになる。まず、奥様と親しくなり、奥様とリレーションができてきたと感じたら、奥様の方から社長にアポイントを取ってもらう。その場で空いている日時を調べてもらうか携帯電話で連絡してもらって、その場でアポイントを確定させることが重要。

事前準備では、ホームページの確認を行う。基本、確認する点は、オーナー社長のホームページと同じだが、一点だけ「ニュースリリース」の欄を丹念に見ることが異なる。上場企業のニュースリリースの欄には、その会社の最新の重要事項を知ることができ、お客さまとの話題づくりに大いに役立つ。ただし、気をつけるべきは悪い話題を振ることは厳禁である。

面談は聞き役に徹する。上場企業社長はプライドが高く、自分のポリシーを聞いてもらいたい人が多いので、質問を投げかけて話してもらう。このときに振る話題は、新聞ネタ程度にとどめ、あまりマニアックな質問はしない。マニアックな質問をしてしまうと、お客さま自身が答えられなくなり、プライドの高いお客さまに恥をかかせることになってしまう。

魔法のキーワードは「メリットがある半面、こういうリスクも」企業は、イメージの悪化に繋がる可能性があるコンプライアンスをとても気にしているため、リスク・デメリットについては口がすっぱくなるくらい話して、お客さまに安心してもらう。

その5「士業」

士業のお客さまは忙しく、几帳面。弁護士・会計士・税理士など仕事柄、論理的に話すことを得意とし、数字を扱っているため、細かい内容までチェックしている。士業の方は誰もが多忙なので、まずはノーアポイントで直接、相手の事務所を訪問する。そして、本人がいなくても、電話番の事務員と仲良くなり名刺を渡しておく。そして、心安くなり本人のいそうな時間帯を聞き出したら、その時間を狙って電話しアポイントを取る。

アポイントは具体的な商品名を告げる。多忙な方ばかりなので、あいさつ程度の時間は無駄と考えているため。具体的な商品を告げた結果、サラッと断られたら、割り切って別のお客さまを攻める。

事前準備では、質問への完璧な回答を用意しておく。プレゼンする予定の商品パンフレットを複数準備し、熟読する。士業のお客さまは「数字を見て比較する」ため、比較対象や判断材料を、こちらから用意することが必要。また、どんな質問が来ても即座に回答できるようにしておくこと。知ったかぶりはもちろんダメ。極力その場で回答できる態勢を事前に整えておく。

面談では、相手の時間を無駄にしない。多忙な方が多いため、面談時間をなるべく短時間で切り上げるようにする。雑談する時間は少なく、すぐプレゼンに入る。

魔法のキーワードは「〜は○○%()です」個別に商品が持っている具体的な数字を出すことが、お客さまへの説得材料になる。士業の方はほかの方々に比べて数字に強い。熱心さを買うような感情で動くことはない。数字を見て、自分にメリットがあるかどうかを判断する。

プレゼンのときはあくまでもビジネスライクで論理的に話し、具体的な数字を示しながらクロージングにまで持っていく。

社長・会長が住む街ランキングベスト3

首都圏→1位東京都世田谷区、2位東京都港区、3位東京都大東区

関西圏→1位兵庫県西宮市、2位兵庫県芦屋市、3位大阪府豊中市

中京圏→1位名古屋市瑞穂区、2位名古屋市千種区、3位名古屋市昭和区

その6「その他のお金持ち」

アパート経営者・土地所有者は、相続で土地を取得した方。比較的高齢の方が多く、おっとりした性格。土地だけを保有しても莫大な固定資産税がかかるため、土地を有効活用することを考えている。アパートの運営・管理も管理会社に任せていることが多く、本人はとくに何かしなければいけないということはない。

アポイントは「ごあいさつ」にとどめる。

事前準備では、近隣の不動産価格を調べておく。不動産価格の話題は自然と出てくる。その話題を広げられれば有益な情報を提供してくれたという信頼を得られる。

面談は、同じ目線で対等にお話していますよという姿勢を感じてもらう。郊外に土地を持っている方は、空いている土地を畑にしていることも多いので、面談終了後に畑に連れて行ってもらい、実際の作物を見せてもらうのもいい。

魔法のキーワードは「メンテナンスは必要ない」具体的な例えを出す。あとで手をかける必要のない金融商品、整備が楽な車、長く住める住宅など。そういう話をすればお客さまも商品内容を理解することができ、また必要経費がかからないことを十分わかっていただければ余計な手間暇がかからないということで、お客さまも安心して取引に応じてくれる。

お寺の住職は、50代から60代くらいのおっとりした方が多い。

住職も普段忙しい方が多く、アポイントが取りづらい。お盆・冬季はさらに取りづらい。なので、まずはノーアポイントで訪問し、奥様と親しくなる。住職の資金管理は奥様が担当していることが多い。そしてリレーションができたと感じたら、奥様から住職の空いているあ日時を調べてもらうか、携帯電話で連絡してもらって、その場でアポイントを確定させること。

事前準備では、ホームページで寺の宗派、歴史について調べる。できるだけ細かく調べておく。

面談では、事前準備で調べた内容を話題に出す。お寺の歴史の話題は喜ばれる。住職にお寺を案内してもらうということも、コミュニケーションを取るうえで有効な方法。

魔法のキーワードは「やっているところが多い」お寺は横並び意識がつよく、なかなか自分が最初に新しいことを始めようという気は起きないという傾向がある。なので、ほかの寺でもやっていると伝えることで安心させることができる。

学校の理事長や大学教授はプライドは高いがおっとりしている。特定の分野ひ秀でたタイプで世間のことには無頓着という傾向がある。

アポイントは、「具体的な商品の提案」で取る。会議やほかの学校や自治体、PTAとの会合で多忙を極めているため。

事前準備では、ホームページで学校の歴史や教育方針を調べておく。

面談では、目線を同じにして親近感を作る。事前準備の内容や、同業他社の動向を聞く。

魔法のキーワードは「いい条件を出せます」学校法人は、基本的に複数の会社に提案させてコンペを行い、学校側にとって有利な条件のところと契約を結ぶ。また、学校の決済については最終的に理事会にかけて承認を取るため、他者とコンペで勝てるような内容を提示する。

 

5章〜あなたのとなりにもお金持ちはいる〜

ごく普通の人が、単に「コツコツ生活していた」というだけで富裕層になることもある。

普通の人へのアプローチは「お金持ち初心者」への対応と同じ。「まずはごあいさつ」から面談日にはお客さまと目線を同じにして、フレンドリーな態度を取る。関係生ができてきたら、「まず、はじめてみましょう」とやさしく背中を押す。

誰でもお金持ちになれる。お金持ちにアプローチすることで、「自分も将来、富裕層になれるとあう意識が高まる」一期一会を大切にする。お客さまとのお付き合いは、お客さまと一緒に成長すること。常に高い意識を持ち、日々研鑽を重ね寝て重ねていく。

 

6章〜お金持ち営業のたしなみ〜

お金持ち攻略のために「読書」をして知識量を増やす。富裕層よりも業務量が少ない自分が、本を読む時間がないはずない。本は自分のお金で買って読む。本に関しての出費は惜しまない。いくらでも削れるところはある。本から知識を得て、頭の引き出しを多く持つ。読書をする目的を明確にすることはとても大切。

お金持ち攻略のために「旅行」をして富裕層のお客さまとの話題にする。富裕層のお客さまは旅行好きな方が非常に多く、旅行で体験したことは自信を持ってお客さまに話すことができる。話題にするために行くから、なるべくほかの人が行かない場所に行く。

すべての体験を自分の武器にする。旅行だけでなく、人がしたことないことをすることがすべて話題になる。だから、自分の興味・関心の赴くままに、体験を積み重ねていくべき。

話のネタが欲しい方へ

このごろ、話のネタになるような面白いことはありましたか?
コロナですので、あまり思いつきませんよね。飲み会や友達と会う機会も少ないですし、リモートワークやオンライン授業ですし。

そんな今だからこそ、たまに会うときの話でどれだけ盛り上げられるかが大切になります。

そこで、外国人の方とおしゃべりしてみませんか?(笑)

僕も30分ほど無料体験をやったんですけど、意外と英語が喋れなくても楽しめました(笑)

こちらに公式ホームページを載せておきます。

無料で、日本語も話せる外国人の方と話すことができる機会は貴重だと思うので、ぜひお試しください!

 

では、最後までお読みいただきありがとうございました!

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